ミニマリスト的生活をしながら株式投資

株式投資・ミニマリズムがメインテーマのブログです。節約・そうじなどの習慣、社会問題、経済、書籍レビューなどとともに発信しています。

【銘柄観察】エラン(東①・6099)

昨年健康診断で高血圧を指摘され今年7月から通院していますが医療機関にお世話になるのはあまりありませんでした。入院をしたのは中学生の時ですが、それ以来入院はしていないです。

独身の私がいざ入院しないといけないこととなったら何かと困ることになります。特に緊急入院なんかの時は・・・。

そんな時に役立つサービスを提供している会社がエラン(東①・6099)です。
​​病院の入院患者等が身の回り品などをレンタルする「CSセット」を提供している会社です。「手ぶらで入院」「手ぶらで面会」「手ぶらで退院」できるサービスと謳っています。

エランのビジネスは単一で非常に解りやすいシンプルなビジネスです。上場企業の中で同じビジネスを行っている会社は同社以外はありません。また、同社がターゲットとしている病院の開拓率はたったの12.1%しかないとのことで、このサービスは徐々に認知されるようになってきて導入する医療機関は増えてきているもののまだ開拓の余地があると言えます。つまりブルーオーシャンで市場が大きくなってきている中で競合が少ないビジネスと言うことです。高齢化社会・お一人様が増えているという社会背景が同社にとっての追い風と言えるでしょう。

導入施設は2018年12月期で1140施設で6月の中間決算時では1236施設ですが、長期では3000施設目標とのこと。契約施設が増え稼働率が上がれば同社の収益に結びつきます。​​​​​見事なまでのストック・ビジネスです。個人的にこのようなビジネスを「チャリンチャリン・ビジネス」と呼んでいます。​

平成7年2月に神奈川県で寝具販売業として設立。現在本社は長野県松本市
社長は創業者でもある櫻井英治氏で
​816
万株保有筆頭株主
有利子負債はゼロの好財務。発行済株式数は3030万株。

実は、この銘柄は私が持っている銘柄です。では業績の推移を見てみましょう。

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(注:2106年12月期までは単独決算、2017年から連結決算)

前期までの売上高は20%以上の成長で順調に収益を伸ばしています。今期の会社予想は+15.7%と鈍化するみたいに見えますが、いつも上方修正して着地するため引続きビジネスは好調と言えるでしょう。「うちの会社は米中対立関係ありません」という社長の声が聞こえてきそうです^^。

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前期までの営業利益の伸びは素晴らしいと言えるでしょう。売上高営業利益率は6%台と決して高い訳ではないです。会社は10%を目指しているみたいです。

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収益・利益推移の最後の純利益です。順調順調^^。
ところで経常利益はそんなに重視していません。投資有価証券を多く保有していたり、有利子負債が多かったりするような会社は大事になってきますけど、同社はあまり関係ないかなと思います。

ということで、この会社を豚の貯金箱に例えてみました。

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ん~、これだけ見ると割高ですねぇ。かなり成長の先取りがされている感じですね。
まあ、成長株とみなされていると割高にはなりますが、なかなかいい買い場が来ないですね。しかし将来の貯金箱(将来価値)を想定すると、将来高い値段を出して買ってくれる人がいるんでしょうね。配当利回りも低いので簿価の配当利回りが高まってくることを期待して購入しないといけない銘柄ですね。暴落してくれないかな。

 

ではまた。


★当ブログは管理人の投資行動のために作られたものです。よって記載のコメントは、あくまで個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。加えて記載の数値は正確であるとは限りません。投資は自己責任でお願い致します。